県内の小中学校と高校でデジタル教科書や電子黒板、タブレット型情報端末などICT(情報通信技術)を授業に導入する取り組みが進んでいる。宮崎日日新聞社のまとめでは、試行段階も含め全26市町村が導入。デジタル世代である児童生徒の関心や集中力を高め、授業の効率化が図られるなど導入を求める声が多く聞かれるが、自治体の財政事情により教材内容に格差が生じている。機器の扱いに不慣れな教諭の習熟度アップや高額な機器購入に自治体が頭を悩ますなど、新たな課題も出始めている。
(詳細は15日付朝刊または携帯サイトで)【写真】算数の授業で、電子黒板に自分のノートを投影し、答えを発表する児童=14日午前、新富町・富田小