東九州道で飛び出し事故増加 危険潜む対面通行
2013年11月18日
東九州自動車道で乗用車2台が正面衝突し2人が死亡、1人が重体となった10月下旬の事故は、中央分離帯のない高速道で擦れ違う対面通行の危険性をあらためて浮き彫りにした。急ピッチで延伸工事が進む県内の東九州道だが、片側1車線の対面通行区間が大半を占め、スピードの出し過ぎや漫然運転は反対車線への飛び出し、重大な事故につながる。飛び出し事故は増加傾向にあるが、ハード面での抜本的な対策は現時点で難しく、県警やNEXCO西日本などはドライバーに制限速度など交通ルール順守を訴えたり、パトロールを強化したりするしかない状況だ。
(詳細は18日付朝刊または携帯サイトで)
【写真】片側1車線の対面通行区間が続く東九州自動車道。延伸が進む一方、正面衝突による重大事故の増加が懸念される=宮崎市清武町
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【写真】片側1車線の対面通行区間が続く東九州自動車道。延伸が進む一方、正面衝突による重大事故の増加が懸念される=宮崎市清武町