都城市の建設業者が県の経営事項審査(経審)で工事実績を水増しする虚偽申請を行い、格付けを上げていた疑いがあることが7日、宮崎日日新聞の調査で分かった。工事請負金額が前回申請時から倍増しており、実際には行っていない民間工事を県への提出書類に実績として盛り込んだとみられる。県は経審の評点などを基に、本年度から2年間の舗装分野の格付けを「B」から「A」に上げている。この業者の社長は取材に対し「(虚偽申請は)私が全部1人でやった。本当に申し訳ない」としている。
(全文は8日付朝刊または携帯サイトで)【写真】業者が舗装実績として工事経歴書に記載したが、舗装の形跡が見られない都城市の公民館=8月28日