霧島連山・硫黄山(1317メートル)が250年ぶりに噴火してから19日で半年となる。噴火は4月以降発生していないものの、噴火後に収縮した山体は6月上旬から膨張傾向にあり、依然として活発な噴気活動や泥水の流出が続いている。気象庁は山から1キロの範囲に影響を及ぼす「ごく小規模な噴火の可能性がある」と警戒を呼び掛けており、火山活動の長期化で農業や観光など地域産業への影響が懸念される。
(全文は19日付朝刊または携帯サイトで)【写真】今も活発な噴気活動を続けている硫黄山=12日午後(九州大地震火山観測研究センター提供)