有事などの緊急時に米軍の戦闘機や輸送機が航空自衛隊新田原基地(新富町)を使用するため、政府が同基地内に米軍の武器弾薬庫や駐機場などの整備を検討していることが20日、関係者への取材で分かった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設などを進める在日米軍再編の一環。両政府は施設概要の合意に向けて最終調整に入っており、九州防衛局(福岡市)が同基地周辺の自治体にも意向を伝えている。
(全文は21日付朝刊または携帯サイトで)【写真】米軍の武器弾薬庫や駐機場の整備が検討されている航空自衛隊新田原基地=20日午後、新富町