韓国から宮崎空港に金塊を密輸しようとしたとして、韓国籍の男女3人が関税法違反(無許可輸入未遂)などの罪に問われた事件で、犯行を指示していた韓国の密輸グループが、事件前に同空港への金塊密輸を複数回成功させていたことが2日、分かった。宮崎地裁(織川逸平裁判官)で同日開かれた、3人のうちの1人で住所不定、無職キム・ソヒ被告(24)の初公判で検察側が明らかにした。摘発が少ない同空港が“抜け穴”として狙われた可能性があり、税関当局は危機感を強めている。
(全文は3日付朝刊または携帯サイトで)【写真】キム被告らが宮崎空港に密輸しようとした金塊3キロと、金塊が隠されていた水筒=宮崎南署