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五ケ瀬中等校合格に男女差 県教委「機会均等で課題」

2018年11月22日

 五ケ瀬町にある全寮制で中高一貫の県立五ケ瀬中等教育学校で、募集要項では男女別の枠を設けない1学年40人定員としながら、約20年にわたり、合格者を男子22人、女子18人で固定していたことが21日、分かった。男子寮の収容人数が女子寮を上回っているのが要因。入学者選抜では、男女それぞれの成績上位者を「実質定員」に合わせて合格としてきた。男女で合格ラインが異なり、男子よりも高得点ながら不合格になった女子生徒がいる可能性を県教委は認めており、「教育の機会均等の観点などから課題がある」として、男女比や寮の運用の在り方などを検討していく方針。


(全文は22日付朝刊または携帯サイトで)

【写真】男女別の定員がないにもかかわらず、約20年にわたり、合格者が男子22人、女子18人で固定されてきた五ケ瀬中等教育学校=21日午後、五ケ瀬町

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