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グランプリ4人決まる 宮日音楽コンクール

2018年11月24日
 第24回宮日音楽コンクール(宮崎日日新聞社主催、同コンクール運営委主管、宮崎銀行、UMKテレビ宮崎特別協賛、全日空協賛)の本選が23日、宮崎市のメディキット県民文化センター・アイザックスターンホールを会場に2日間の日程で始まった。

 初日は管楽器、弦楽器、打楽器、声楽部門に小学生から一般までの予選通過者51人が出場。最優秀賞の中から選ぶグランプリに長崎県・大橋理渚(りさ)さん(27)=クラリネット、東京都・松尾美弦(みつる)さん(24)=チェロ、宮崎市・日向学院高1年永田渉(あゆむ)さん(16)=スネアドラム、東京都・鈴木吏音(りおん)さん(23)=声楽=が選ばれた。中学生以下が選ばれる「みやぎんジュニア特別賞」は、小林市・小林小6年出井(でい)沙奈(さな)さん(11)=バイオリン=に。声楽部門の高校生が対象の「UMK奨励賞」は千葉県・津田沼高3年中村里咲(りさ)さん(18)に決まった。

 各部門の審査は管楽器を白尾隆(桐朋学園芸術短期大特別招聘(しょうへい)教授)、高橋敦(東京都交響楽団首席トランペット奏者)、田村真寛(洗足学園音楽大講師)、弦楽器は漆原朝子(東京芸術大教授)、山本裕康(東京音楽大講師)、打楽器は久保昌一(NHK交響楽団首席ティンパニ奏者)、声楽部門は今村雅彦(声楽家)、緑川まり(東京音楽大准教授)の各氏が担当した。

 グランプリに選ばれた大橋さんは「ホールの響きに助けられた」、松尾さんは「メッセージ性の強い曲を弾ききった」、永田さんは「テンポの維持がうまくいった」と手応えを語った。鈴木さんは「緊張せず楽しんで歌えた」と話していた。みやぎんジュニア特別賞の出井さんは「明るく演奏することを心掛けた」、UMK奨励賞の中村さんは「一発勝負で臨んだ高い音がうまく出せた」と振り返り、笑顔を見せた。

 24日はピアノ部門の審査が行われる。このほかの入賞、入選者は次の通り。(敬称略)

 ◇管楽器部門◇

 【最優秀賞】五十嵐らん(東京・総合芸術高3年)藤村真希(鹿児島高3年)山元晃樹(鹿児島・松陽高2年)前田麻希(鹿児島国際大3年)川添初美(同)

 【優秀賞】星野基信(沖水中3年)當瀬歩美(東京・桐朋学園大4年)谷口愛果(鹿児島国際大3年)

 【優良賞】白石和愛(都城西中3年)古澤奏絵(宮崎学園高3年)田中友也(鹿児島・松陽高2年)松元万里香(鹿児島国際大2年)福田恵真(神奈川・昭和音楽大4年)宮本紅嶺(長崎)中夷雲母(鹿児島)

 【入選】山田嘉誉(大淀中3年)村上渉(鵬翔高2年)満尾亜美(鹿児島国際大2年)阿多口拓也(鹿児島)

 ◇弦楽器部門◇

 【最優秀賞】月野彩也子(熊本・ルーテル学院高1年)

 【優秀賞】濱元歌乃(宮崎大付属小3年)濵砂月菜(大塚中2年)三輪聡美(津曲学園鹿児島高2年)松下眞子(東京芸術大1年)下宮早葵(京都市立芸術大3年)

 【優良賞】小林あい乃(宮崎小2年)濱元詩乃(宮崎大付属小1年)岩尾悠加(生目小6年)内藤碧音(東京・桐朋学園大4年)

 ◇打楽器部門◇

 【優秀賞】金子友里菜(長崎・活水女子大3年)

 【優良賞】藤崎千花(鹿児島・松陽高2年)

 【入選】河野実可子(日向学院高1年)下村雄太郎(沖縄・平良第一小6年)星野深祈子(都城泉ケ丘高2年)

 ◇声楽部門◇

 【最優秀賞】石井晴菜(東京音楽大2年)

 【優秀賞】遠矢和音(クラーク記念国際高2年)梅本遥(宮崎北高3年)平川璃奈(東京音楽大2年)大澤桃佳(東京芸術大3年)中嶋薫子(福岡)

 【優良賞】永野絢子(宮崎日大中3年)長友リサ妃美子(宮崎大宮高2年)神保彩乃(東京・国立音楽大1年)

 【入選】清水あいか(宮崎学園高2年)長谷川彩乃(東京)(全文は24日付朝刊または携帯サイトで)

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