霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火活動が2011年1月に本格化して26日で3年を迎える。大量の火山灰や噴石が麓の都城市や高原町などに降り、深刻な農作物被害をはじめ、住民生活に大きな影響が出た。一方、自然の脅威と向き合ったことで、噴火を教訓に防災教育の充実を図る取り組みも進んでいる。高原町の全小中学校6校では24日、特別授業の「新燃岳を考える日」が行われ、児童生徒は噴火の恐ろしさを再認識し、日ごろの備えの大切さを学んだ。
(詳細は25日付朝刊または携帯サイトで)【写真】地図を見ながら外出時の避難場所を考える児童たち=24日午前、高原町・狭野小