宮崎県は30日、南海トラフ巨大地震で津波が起きた場合、地震から何分後に浸水が始まるかを地図上で色分けして示した「浸水開始時間予測図」を公表した。県危機管理局によると、沿岸や河川沿いが早く浸水すると試算され、人が住んでいる場所は地震発生からおおむね20分以降。ただ日南市の大堂津地区は早いところで15~20分で浸水が始まる恐れが示された。今後、市町村の避難計画などに反映する予定。同局は「あきらめずに急いで逃げるための目安としてほしい」と呼び掛けている。浸水開始時間予測図の作成は、高知県に続いて全国で2県目。
(詳細は31日付朝刊または携帯サイトで。浸水開始時間予測図はこちら)