豚流行性下痢(PED)の感染が集中している都城市は3日、鹿児島県境の国道269号に消毒ポイントを設置した。畜産関係車両を消毒し、終息を目指す。ただ、同市ではすでに29農場が感染、終息の兆しはみえず、農家からは対策の遅れを指摘する声が上がる。また、PEDの発生がない川南町も4日に消毒ポイントを独自に設置予定。2010年の口蹄疫の二の舞いにしてはならないと、早期の予防策に乗り出す。
(詳細は4日付朝刊または携帯サイトで)【写真】都城市は豚流行性下痢の感染拡大を防ぐため、消毒ポイントを設置し、関係車両の消毒に取り組み始めた=3日午後、都城市梅北町の国道269号