天国の父に勝利を―。日章学園高３年でボクシング部の永野友己（ゆうき）選手（１７）は、熱い思いでリングに上がる。宮崎市総合体育館で２９日競技が始まる全国高校総体「南部九州インターハイ」でウエルター級に出場。昨年６月に急逝した父・量さんが待ち望んでいた全国の舞台へ挑む。「きっと見てくれる。成長した姿を見せたい」と闘志を燃やしている。

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【写真】南部九州インターハイ・ボクシングの開会式で行進する日章学園高３年の永野友己選手。初戦を前に気合の入った表情を見せる＝２８日午後、宮崎市総合体育館