都城市早水公園体育文化センターで３１日に開幕した全国高校総体「南部九州インターハイ」男子バレーボールで、決勝トーナメント進出を決めた都城工高。観客席で声援を送った吉川儀彦さん（４８）＝都城市下長飯町＝は、長男で３年翔之亮（しょうのすけ）選手（１７）の活躍にこみ上げるものがあった。同校バレーボール部ＯＢの自身が一度も立てなかった全国舞台に、父の思いを背負って先発出場。ブロックや速攻で得点し「自分の分まで頑張ってくれた」と感慨に浸った。

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【写真】試合後、息子翔之亮選手にねぎらいの言葉を掛ける吉川儀彦さん＝３１日午前、都城市早水公園体育文化センター