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海洋レーダーで潮流観測 県水試、漁業効率化へ情報提供

2019年9月16日
 県水産試験場(宮崎市青島)は本年度から、海洋レーダーで日向灘の潮流や波の高さを観測し、本県の沿岸漁業者に提供している。漁場の探索や出漁の判断材料に役立ててもらい、漁獲量アップや経費削減につなげる狙い。海洋レーダーを水産業に活用する全国初の取り組みで、県内の沿岸漁業者数が減少する中、同試験場は「広く普及させ、所得向上や新規参入の促進を図りたい」としている。

(全文は朝刊または携帯サイトで)

【写真】海洋レーダーで観測した日向灘の潮流(左)と波の高さのデータ図。矢印の向きは流向、色は流速を表し、波の高さも色分けされている(県水産試験場提供)

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