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県内神楽と神事を網羅 県神社庁が書籍発行

2019年12月22日
 貴重な文化を後世へ―。県内約650の神社を包括する県神社庁(庁長・本部雅裕宮崎神宮宮司)は、各神社で継承されてきた神楽と神事をまとめた書籍を発行した。現存する152の神楽と63の風習や芸能を、写真を交えて紹介。神職自らが調査、編集した力作だ。

 書籍は「宮崎の神楽と特殊神事」。A4判203ページ(一部カラー)で「神楽」と「特殊神事」の2部構成。「神楽」では、神社ごとに地図や神楽の名称、奉納日、番付などを掲載する。国指定重要無形民俗文化財の「高千穂の夜神楽」など著名なものから、由緒不明ながら地域住民に古くから継承されている神楽まで幅広く網羅している。

(全文は朝刊または携帯サイトで)

【写真】県神社庁が発行した書籍「宮崎の神楽と特殊神事」を手にする玉置徳行さん=宮崎市・宮崎神宮会館

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