「子牛高い」肥育農家悲鳴 県内トップ JA宮崎中央で初競り
2020年1月11日
宮崎市のJA宮崎中央家畜市場で10日、県内のトップを切って子牛の初競りが始まった。初日の平均価格は77万1311円と昨年より3万円ほど下がったが、肥育農家は「まだまだ高い」と悲鳴を上げる。消費税増税による需要の落ち込みのほか、環太平洋連携協定(TPP)発効などで安価な外国産が市場に出回り始めた影響もあり、枝肉価格は下落傾向。肥育農家は「海外産との競争がますます激しくなれば生き残れない」と危機感を強めている。
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【写真】今年トップを切って行われた子牛の初競り。平均価格は昨年を下回ったが、肥育農家は「まだまだ高く、経営は厳しい」と話す=10日午前、宮崎市・JA宮崎中央家畜市場