新型肺炎検査、6日から保険適用 宮崎県内、民間機関なし
2020年3月6日
厚生労働省は6日から、新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査を公的医療保険の適用対象にした。これまで検査は保健所が認めた場合に限定していたが、医師が感染を疑い、必要と判断すれば保健所を通さず、感染防護が整った専門外来の病院で実施する。しかし、本県には検査ができる民間医療機関はなく、県衛生環境研究所(宮崎市)に頼るしかないのが現状。検査で陽性確認が相次げば、県内では七つの感染症指定医療機関で計31床となっている受け入れ病床の新たな確保も課題となる。県と県医師会は受け入れ態勢の強化を急ぐ。
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