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ワクチン予約 県内高齢者改善を要望

2021年5月23日
 「いつになったら接種できるのか」「電話がつながらない」。65歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種が県内で始まる中、申し込みが殺到して予約が取りづらい県内自治体の高齢者は不安な日々を送る。インターネットが使えず電話が頼りの高齢者が多く、申し込み方法の改善を望む声や、情報提供の在り方に対する疑問の声が上がる。

 「なかなか電話がつながらないと聞いて様子見中」と都城市山之口町の高橋秀男さん(74)。同市では74歳の予約は19日に始まったが「近くの山之口地区公民館は埋まり、空きがあるのは市中心部の会場だけ」とおいに教えてもらった。「地域には80、90代の高齢者が多く遠くの会場に行くのはみんな大変。近くの公民館で受けられるといい。もっと上手な予約方法や会場の割り振りはなかったのだろうか」と投げ掛けた。

(全文は朝刊または携帯サイトで)

【写真】予約の電話が殺到するため、委託業者だけでなく市職員約20人も対応する都城市

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