「山買ってほしい」組合へ申し出、相談相次ぐ
2021年12月29日
「土地ごと山を買ってほしい」―。こんな声が、山主から宮崎県内各地の森林組合に相次いで寄せられている。山主の高齢化にとどまらず、山を譲り受けた子から「管理できない」といった相談も少なくなく、年間20件を超える申し出に苦慮する組合も。一方、森林資源の先細りを懸念し、新たに山の取得に乗り出す製材業者も現れるなど、持続可能な林業への模索も始まっている。
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【写真】手入れが行き届いたスギ。管理できない山主が相次ぎ、林業の持続性が問われている=19日、美郷町