古墳時代人骨歯石に食物痕 都城で出土、国内初確認 2014年7月29日 都城市教委は28日、同市菓子野町で出土した古墳時代中期(5世紀中ごろ~6世紀前半)の人骨の歯石から国内で初めて食物痕跡を確認したと発表した。歯石から検出されたでんぷん粒を分析した結果、アズキまたはオオウバユリを食べていた可能性があるという。これまでは遺跡から出土した炭化植物などから当時の食生活を推測していたが、市教委は「実際に口にしたという直接的で、貴重な発見」としている。 (詳細は29日付朝刊または携帯サイトで)【写真】食物痕跡が確認された歯石を採取した人骨=28日午前、都城市役所