種子島宇宙センター（鹿児島県）からＨ２Ａロケット４７号機が打ち上げられた７日、県内各地でも発射後に飛行機雲のように延びる航跡が南の空に見られた。

　青空が広がった宮崎市内中心部では午前８時４２分の打ち上げ直後、オレンジの炎と煙を引きながら宇宙へと上昇していく様子がはっきりと確認できた。

　同市・宮崎科学技術館では、計画していたパブリックビューイングが３度の打ち上げ延期により中止に。開館前にテラスから打ち上げを見守った職員は「天気もよく、ぐんぐんと昇っていくロケットロードがきれいに見えた」と感動した様子で話した。

【写真】オレンジの炎と煙を引きながら上昇するＨ２Ａロケット４７号機。宮崎市内からも打ち上げの様子が確認できた＝７日午前８時４３分、宮崎市高千穂通・宮日会館