ロシアの侵攻を受け一家５人でウクライナから宮崎市に避難している同市・檍中３年、イェヴグラフォヴァ・イェヴァさん（１６）が１６日、卒業を迎える。来日当時、日本語や習慣が全く分からず、ゼロから始まった異国での暮らし。寂しさから不安が膨らむばかりだったが、「先生や友達からたくさんの元気をもらって、『楽しい』がどんどん増えていった」。１年７カ月の中学生活を笑顔で振り返った。

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【写真】卒業式の練習の合間にクラスメートに囲まれ笑顔を見せるイェヴグラフォヴァ・イェヴァさん（中央）＝１４日午前、宮崎市・檍中