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宮崎市がゼロカーボンシティ実現へ 自転車購入費を半額助成

2024年7月4日
 ゼロカーボンシティの実現を目指そうと、宮崎市は自転車やヘルメットの購入費用の助成などを8月から始める。市内在住・在学者が対象で市民に自転車の利用を促し、健康増進や交通渋滞緩和などを図る。

 市都市計画課によると、助成は本体価格の2分の1で、上限は新車の電動アシスト自転車・幼児同乗用自転車は4万5千円、そのほかの新車自転車は2万5千円、ヘルメットは3千円。 登録販売店で8月1日~来年1月31日に購入されたものに限る。専用ホームページで8月26日から申請を受け付け、助成額相当のギフトカードなどを交付する。事業費の上限に達し次第終了する。

 社員や職員の自転車利用促進を図るため、駐輪場整備などを進める事業所などに取り組み費用の2分の1、上限100万円を補助。宮崎トヨタが運営するシェアサイクル「ミヤトヨPiPPA」の新規車両とサイクルポートの導入費用を補助するほか、利用時に最初の30分を50円で乗れるデジタルクーポンの経費も助成する。総事業費は1億8430万円。

 清山知憲市長は3日の定例会見で「本市は平地が多く、自転車が利用しやすい環境にある。災害に強く、健康によくて経済的にもすぐれている移動手段として促進していきたい」と話した。

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