台風10号「激甚」指定へ
2024年9月21日
松村祥史防災担当相は20日の記者会見で、速度が遅く、全国で大雨や突風被害をもたらした台風10号を激甚災害に指定する見通しになったと明らかにした。対象地域を限定せず、農地などの復旧事業に対する国の補助率を1割程度引き上げる。今後、閣議で決定する。 特に被害が大きかった美郷町と椎葉村は、局地激甚災害(局激)に指定し、公共土木施設の復旧なども補助率引き上げの対象とする見込みだ。台風10号による被害は全国で発生。愛知県蒲郡市で土砂崩れが発生して3人が亡くなり、本県では突風が原因とみられる住宅被害が多数確認された。
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