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シーガイア26年めど新構想 水上アトラクション導入

2024年10月18日
 宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」を運営するフェニックスリゾート(山本俊祐社長)を買収した米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループが、施設内のアクティビティーを拡充する構想を持っていることが17日、分かった。ウォータースライダーなどを備えた「水上アトラクション」や、MICE(学会や国際会議など)の誘致強化に向けた取り組みも計画。高級リゾート路線を継続しながら、広大な施設を生かした幅広い客層の獲得を目指す。

 フォートレスが進める計画は客室・レストランの改修がベース。MICEやスポーツ合宿、ゴルフ事業を強みと位置付けており、6月の会見ではオーシャンドームに代わるレジャーコンテンツが必要との認識を示していた。多様な楽しみ方を提供することで滞在日数を増やし、ホテル事業を強化していく。

 イメージするアトラクションは、2012年に取得したフサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ(沖縄県石垣島)に、18年に設置した人気施設「スプラッシュパーク」。3種類のスライダーを備えた円形のプール(約430平方メートル)で、シーガイアにはこの進化版を設置する考え。

(全文は朝刊または携帯サイトで)

【写真】フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズの人気施設「スプラッシュパーク」(マイステイズ・ホテル・マネジメント提供)。シーガイアにはよりスタイリッシュなデザインの施設設置が検討されている

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