宮崎県内公立病院 経営悪化 22年度医業収支 赤字109億円 5年で73%増
2024年11月14日
県内の公立病院の経営が急激に悪化している。本業の稼ぐ力を示す「医業収支」を宮崎日日新聞が集計したところ、県・市町村立全15病院の2022年度決算の赤字総額は約109億3千万円となり、17年度から73%増えたことが分かった。新型コロナ禍で減少した患者数が戻らず、医薬品などの材料費は物価高騰により増大、人件費の上昇も財務を圧迫している。人口減も存続を脅かしており、公立間の新たな病院再編は避けられないとの見方が出ている。
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【写真】駐車場などの再整備を進める県立宮崎病院。物価高騰といった影響も経営を直撃している