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子牛価格低迷 宮崎県内過去10年最低

2024年12月29日
 物価高で和牛の需要が冷え込む中、全国2位の黒毛和牛産地・宮崎で、子牛相場の下落が深刻化し全国平均を下回る状況が続いている。2021年に77万4千円だった年間平均売却価格は24年に52万7千円(速報値、前年比2万8千円減)まで落ち込み、過去10年で最低に。一方で生産コストは上昇し、農家は「ダブルパンチで経営が成り立たない」と悲鳴を上げる。

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【写真】12月の今年最後の県内子牛競り市に出された黒毛和牛の子牛。売却価格の低迷が長く続いている=都城市都北町・都城地域家畜市場

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