口蹄疫犠牲「たくさんの命に思いを」 作家・中原さん、川南の空っぽの牛舎にアート
2025年1月4日
2010年に本県で発生した口蹄疫で牛を失った川南町浪掛地区の牛舎で、同町出身の作家・中原憂也さん(33)=県立日南くろしお支援学校教諭=が個展に挑戦している。昨年11、12月に開いた個展の展示を充実させ、今月6日から再度開催。牛舎の持ち主は母方の祖父・横尾松美さん(91)。新たな形のにぎわいが生まれ「犠牲になった牛も浮かばれる」と喜んでいる。
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【写真】祖父の牛舎で個展を開いた中原憂也さん(左)と、「牛の供養と思って」開催に賛同し会場設営に協力した横尾松美さん=川南町