県産スギ材 強さ数値化 宮崎県木材センター 非住宅分野の需要拡大狙い 2025年1月29日 非住宅分野での県産スギ材の需要を高めようと、県木材利用技術センターは、スギ原木の強度明確化に向けた調査を進めている。県産スギは軽量で弾力性が高く弁甲材(造船材)に用いられていた経緯から、県外の関係者に「強度が低い」との認識が定着しており、需要拡大を阻んでいるとの指摘もある。調査では二十数年前と比較し強度が高くなったことを裏付けるデータも得られており、同センターは「県内の製材工場、県外の木材・建材関係者に周知し、需要拡大につなげたい」としている。 (全文は朝刊または携帯サイトで)【写真】非住宅分野での県産スギの需要拡大を目指し、本年度から県が実施している強度調査=昨年10月、五ケ瀬町・五ケ瀬林産物流通センター(県提供)