宮崎市・県総合文化公園の屋外彫刻が傷付けられる被害が後を絶たない。県立美術館は「遊具ではなく芸術作品なので最低限のマナーを守ってほしい」と訴えている。

　同公園の屋外彫刻は金属製で、米国の彫刻家ジョージ・シュガーマンさん（１９１２～２０００年）が、１９９５年に制作した「イメージズ・オブ・ミヤザキ」という作品群。美術館東側の文化広場に設置されており、本県の自然から着想を得た「太陽」「大地」「樹木」といった作品と、ベンチを兼ねた「歓迎・憩い」で構成される。

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【写真】屋外彫刻「山」に付けられた落書きのような傷＝１６日午後、宮崎市・県総合文化公園（写真上）、屋外彫刻「山」をウエスで吹き上げる美術館サポーターら＝１６日午後、宮崎市・県総合文化公園（同下）