28日に開幕する第65回宮日総合美術展の写真部門では、4人が通算3回目の特選を獲得し、無鑑査作家となった。みずみずしい感性を持ち味に史上最年少の22歳で殿堂入りした美術大生、竹をテーマに40年以上撮り続けた末、念願かなったベテラン…。それぞれが置かれた立場の中で研さんを重ね生み出した入魂作には、作り手の人生がにじみ出る。栄誉を手にした4人は皆、さらなる飛躍を目指す。
(詳細は28日付朝刊または携帯サイトで)【写真】写真部門で史上最年少の無鑑査となり「責任を感じる」と話す後藤理一郎さん=東京都小平市、武蔵野美術大