安倍派裏金、長峯議員も還流不記載 5年で96万円、特捜部聴取
2024年1月21日
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題で、同党の長峯誠参院議員(宮崎選挙区)は20日、所属する安倍派(清和政策研究会)から自身の資金管理団体「未来総合研究会」が2018~22年の5年間に計116万円のキックバック(還流)を受け、収支報告書に適切に記載していなかったと発表した。このうち96万円が不記載で、20万円が事実と異なる記載だった。自身や秘書ら事務所内の意思疎通が不十分だったことなどが原因という。収支報告書の訂正を、近く県選管に届け出る。また東京地検特捜部から任意聴取を受けたことも明らかにした。
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【写真】安倍派からのキックバックについて会見する長峯誠参院議員=20日午後、宮崎市・自民党県連事務所