県内密漁 後絶たず 漁業者怒り転売規制訴え 23年送検 39件増106件
2024年2月26日
宮崎県内で伊勢エビやカキを狙った密漁が後を絶たない。県内を管轄する宮崎海上保安部と日向海上保安署による2023年の送検件数252件のうち、密漁に関する法令違反は106件と全体の4割超を占めた。海保や漁協、自治体などの取り締まりや見回りも効果は表れておらず、漁業関係者は「根本的な解決のために、転売の規制やモラル向上の取り組みも強化すべきだ」と訴えている。
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【写真】大浦漁港内に設置された密漁禁止を警告する看板=日南市宮浦