「今後も身を守れるか」住民不安 被災地日南ルポ 宮崎県震度6弱1週間
2024年8月15日
日向灘を震源に8日発生したマグニチュード(M)7・1の地震から15日で1週間。震度6弱を観測した日南市では、ブルーシートで屋根を覆う住宅や国道の通行止めといった爪痕が残る一方、市民生活は徐々に落ち着きを取り戻しているようにも思える。しかし、一見平穏に見える地域もくまなく巡ると、「今後も安全に身を守れるだろうか」「高齢者だけで片付けは大変」と不安を募らせる住民の存在や、津波避難に対する意識の温度差など、潜在的な被害や課題も見えてきた。
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【写真】自宅で家具が倒壊するなどの被害を受けた沢口忠義さん。「自分たちだけで身を守るのには限界がある」と不安がる=14日午前、日南市岩崎1丁目