収蔵品で懐古、脳活性化期待 宮崎県博物館回想法実践10年 高齢者の生活の質向上へ
2024年11月8日
宮崎市の県総合博物館が、高齢者を対象に収蔵品を活用して思い出を楽しく語ってもらう「回想法」に取り組み始めて10年目を迎えた。脳を活性化し気持ちを元気にしてもらうのが目的。九州の先行事例として知られる同館を参考に、高鍋町美術館でも介護予防などの目的で昨年から回想法を導入。高齢者の生活の質向上へ、県内のミュージアムが存在感を増している。
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【写真】昔の家屋や生活用具などの収蔵品を活用し、高齢の参加者から会話を引き出す「回想法」を実践する展示解説員(奥)=宮崎市・県総合博物館