尾鈴山蒸留所の哲学感銘 ウイスキープロジェクト始動 パク・ソジュンさん「情熱伝えたい」
2024年12月16日
人気ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の主演などで知られる韓国俳優パク・ソジュンさん(36)のウイスキープロジェクトが始動した。共同するのは木城町の尾鈴山蒸留所と、本県出身者が代表を務める東京のエンタメ総合商社・STARBASE。パクさんと本県との縁が形になった。
数年前、親交のあったパクさんから同社代表の日高良太郎さん(44)=延岡市出身=と弟で同社役員の雄二郎さん(39)に「休暇を利用して日本のウイスキー巡りをしたい」と相談があった。パクさんは普段から日本のウイスキーを好んでおり、九州内の複数の酒蔵を訪問。その一つが「百年の孤独」などで知られる黒木本店(高鍋町)の別蔵、同蒸留所だった。
パクさんは、同蒸留所の酒造りに対する哲学やウイスキーの味わいに感銘を受け、以前から思い描いていたオリジナルのウイスキー造りを打診。同蒸留所は外部との共同は基本的に行っておらず、「当初はお断りしようと思っていた」と社長の黒木信作さん(36)。だが、パクさんのウイスキーへの深い愛情や情熱、人柄に触れ、参加を決めた。
昨年から本格始動し、パクさんは何度も同蒸留所を訪れ、独自のブレンドを追求。黒木さんは「(パクさんは)味わいに関して明確な意見を持っていた。バランスが良く、誰でも手にとりやすい一方、複雑なブレンドにもなっている」と説明。「人と人との縁から始まった企画。飲んだ方に豊かな時間を過ごしてほしい」と語る。
パクさんは本県滞在中、海も山もある豊かな自然や気候、食などを気に入り、「癒やされる」と話していたという。日高さんは「自然な形で良いプロジェクトが生まれた。宮崎の良さを多くの人に知ってもらえたらうれしい」と願う。
商品名の「26」についてパクさんは「俳優として成長し始めた2013年当時、26歳だった。私にとって26は新しい始まり、初心、決意、努力であり、成長でもある。あの頃の素直さや情熱が伝わってほしい」とコメントしている。
先行販売は16日正午から、オンラインストア「YEN TOWN MARKET」で。一般販売は1月11日から。1万本限定で700ミリリットル、1万6500円。シリアルナンバーとメッセージカード付き。
数年前、親交のあったパクさんから同社代表の日高良太郎さん(44)=延岡市出身=と弟で同社役員の雄二郎さん(39)に「休暇を利用して日本のウイスキー巡りをしたい」と相談があった。パクさんは普段から日本のウイスキーを好んでおり、九州内の複数の酒蔵を訪問。その一つが「百年の孤独」などで知られる黒木本店(高鍋町)の別蔵、同蒸留所だった。
パクさんは、同蒸留所の酒造りに対する哲学やウイスキーの味わいに感銘を受け、以前から思い描いていたオリジナルのウイスキー造りを打診。同蒸留所は外部との共同は基本的に行っておらず、「当初はお断りしようと思っていた」と社長の黒木信作さん(36)。だが、パクさんのウイスキーへの深い愛情や情熱、人柄に触れ、参加を決めた。
昨年から本格始動し、パクさんは何度も同蒸留所を訪れ、独自のブレンドを追求。黒木さんは「(パクさんは)味わいに関して明確な意見を持っていた。バランスが良く、誰でも手にとりやすい一方、複雑なブレンドにもなっている」と説明。「人と人との縁から始まった企画。飲んだ方に豊かな時間を過ごしてほしい」と語る。
パクさんは本県滞在中、海も山もある豊かな自然や気候、食などを気に入り、「癒やされる」と話していたという。日高さんは「自然な形で良いプロジェクトが生まれた。宮崎の良さを多くの人に知ってもらえたらうれしい」と願う。
商品名の「26」についてパクさんは「俳優として成長し始めた2013年当時、26歳だった。私にとって26は新しい始まり、初心、決意、努力であり、成長でもある。あの頃の素直さや情熱が伝わってほしい」とコメントしている。
先行販売は16日正午から、オンラインストア「YEN TOWN MARKET」で。一般販売は1月11日から。1万本限定で700ミリリットル、1万6500円。シリアルナンバーとメッセージカード付き。
【写真】尾鈴山蒸留所を訪れたパク・ソジュンさん