農相会合のレガシー
2023年4月22日
以前、宮崎市内の知人から聞いた話。彼は、京都から来県した友人をもてなそうと、地鶏が食べられる居酒屋に連れて行った。どの料理も非常に満足してくれたそうだが、その中でも一番気に入ったのは―。
なんと地鶏と一緒に出てくるキャベツだったそうだ。「宮崎のキャベツは味がする」とか「甘い」とか言って、店主がいぶかるほど何度もキャベツのおかわりをしたのだという。ちょっとしたことだが本県産の農作物を激賞されたようで誇らしい気持ちになった。
本県の農林水産で「日本一」といえば宮崎牛が思い浮かぶかもしれないが、それだけではない。(1)キュウリ収穫量日本一(2)キンカン収穫量日本一(3)スイートピー出荷量日本一(4)スギ素材生産量31年連続日本一(5)近海カツオ一本釣り漁獲量28年連続日本一―。まだまだある。
きょうとあす、宮崎市で先進7カ国首脳会議(G7サミット)農相会合が開催される。農業を安定的に続けるための共同声明と行動宣言「農業の持続可能性に関する宮崎アクション(仮称)」の採択を目指す。農相会合における同様の声明と行動宣言は初めてといい、採択されればレガシーとなる。
ロシアのウクライナ侵攻や、鳥インフルエンザなどに伴い「安定した食料供給」に注目が集まるタイミングで開かれる農相会合だ。県民が改めて誇るべき本県農業の持続性について「考え続ける」きっかけになれば、それこそ何よりのレガシーとなるだろう。
なんと地鶏と一緒に出てくるキャベツだったそうだ。「宮崎のキャベツは味がする」とか「甘い」とか言って、店主がいぶかるほど何度もキャベツのおかわりをしたのだという。ちょっとしたことだが本県産の農作物を激賞されたようで誇らしい気持ちになった。
本県の農林水産で「日本一」といえば宮崎牛が思い浮かぶかもしれないが、それだけではない。(1)キュウリ収穫量日本一(2)キンカン収穫量日本一(3)スイートピー出荷量日本一(4)スギ素材生産量31年連続日本一(5)近海カツオ一本釣り漁獲量28年連続日本一―。まだまだある。
きょうとあす、宮崎市で先進7カ国首脳会議(G7サミット)農相会合が開催される。農業を安定的に続けるための共同声明と行動宣言「農業の持続可能性に関する宮崎アクション(仮称)」の採択を目指す。農相会合における同様の声明と行動宣言は初めてといい、採択されればレガシーとなる。
ロシアのウクライナ侵攻や、鳥インフルエンザなどに伴い「安定した食料供給」に注目が集まるタイミングで開かれる農相会合だ。県民が改めて誇るべき本県農業の持続性について「考え続ける」きっかけになれば、それこそ何よりのレガシーとなるだろう。