重宝するうちわ
2023年8月9日
奇跡的というとオーバーだが、先日挙行したみやざき納涼花火大会(宮崎市)は見事に近づく台風の間隙をついていた。後半雨が降ったが、最後まできっちり打ち上げて花火師たちのプライドが伝わってきた。
どーんと打ち上がって弾けて、色とりどりの光を放ち、瞬く間に消える。花火の寂しいほどのすがすがしさが、夏の夜の涼感を演出してくれる。全国に規模の大きい花火大会はいくつかあるが、どこも人出がすさまじいようだ。間近で楽しめる宮崎はありがたい。
暑い時に涼を取る手段として今はエアコンが一般的だが、庭先や祭りではうちわや扇子もよく見かける。最近は携帯扇風機がはやっており、首にかけたり手に持ったりして歩く姿が新たな夏の風物詩になった。ただ、静かで風にゆらぎのあるうちわもまだまだ捨てがたい。
うちわは風を送る役割も果たす。まきで沸かす風呂は少なくなったが、バーベキューなどでは重宝しているはずだ。特に夏になると忙しいウナギ屋では炭火をおこす必需品だ。ウナギを焼くには相当な年季と技術が要って、通常の丸い形でなく四角いうちわが風を満遍なく送るのに都合いいそうだ。
台風6号は今日午前に本県へ最接近する見込みで所によっては暴風域に入る。停電や断水、また避難に備えて食料や懐中電灯をチェックしたい。備えを万全にしていれば、安楽に暮らす例え「左うちわ」とまでいかなくてもまずは涼しい顔でいられるはずだ。
どーんと打ち上がって弾けて、色とりどりの光を放ち、瞬く間に消える。花火の寂しいほどのすがすがしさが、夏の夜の涼感を演出してくれる。全国に規模の大きい花火大会はいくつかあるが、どこも人出がすさまじいようだ。間近で楽しめる宮崎はありがたい。
暑い時に涼を取る手段として今はエアコンが一般的だが、庭先や祭りではうちわや扇子もよく見かける。最近は携帯扇風機がはやっており、首にかけたり手に持ったりして歩く姿が新たな夏の風物詩になった。ただ、静かで風にゆらぎのあるうちわもまだまだ捨てがたい。
うちわは風を送る役割も果たす。まきで沸かす風呂は少なくなったが、バーベキューなどでは重宝しているはずだ。特に夏になると忙しいウナギ屋では炭火をおこす必需品だ。ウナギを焼くには相当な年季と技術が要って、通常の丸い形でなく四角いうちわが風を満遍なく送るのに都合いいそうだ。
台風6号は今日午前に本県へ最接近する見込みで所によっては暴風域に入る。停電や断水、また避難に備えて食料や懐中電灯をチェックしたい。備えを万全にしていれば、安楽に暮らす例え「左うちわ」とまでいかなくてもまずは涼しい顔でいられるはずだ。