酒気帯びも「ながら」も
2023年9月2日
自転車を買って間もなく1年になる。会社から県立図書館や県庁へと、片道20分程度の範囲なら利用を心がけている。自転車に乗るのは、支社勤務のとき以来7年ぶり。宮崎市内で乗るのは実に25年ぶりだ。
昔と変わったのは、そこかしこに自転車用の青いレーンができたこと。とはいえ、それがさほど広くない車道の端である場合、後ろから車が次々と追い抜いていくときは落ち着かない。何度も右後ろを振り返ることになる。何となく肩身の狭い思いをしてしまう。
自転車を取り巻く環境が、ここにきて大きく変わりつつある。4月1日にヘルメット着用が努力義務になったのはご存じの通り。また、先月3日には警察庁が、自転車の交通違反に対して交通反則切符(青切符)の交付を可能にする制度変更を目指すことを明らかにした。
加えて警察庁は、自転車の酒気帯び運転に対し、現行法にはない罰則を設けることを検討している。走行中にスマートフォンを使用する「ながら運転」についてもしかり。道交法で禁じて罰則を制定する必要があるかを有識者の検討会で議論し、来年の国会に道交法改正案を提出することを目指す。
どんどん厳しくなっていく気もするが、酒気帯びも「ながら運転」も、重大な結果を招くことは事実。近年、交通事故全体に占める自転車関連事故の割合が高まっているともいい、もはや乗る人の自覚に任せてだけはいられない段階に来ているということか。
昔と変わったのは、そこかしこに自転車用の青いレーンができたこと。とはいえ、それがさほど広くない車道の端である場合、後ろから車が次々と追い抜いていくときは落ち着かない。何度も右後ろを振り返ることになる。何となく肩身の狭い思いをしてしまう。
自転車を取り巻く環境が、ここにきて大きく変わりつつある。4月1日にヘルメット着用が努力義務になったのはご存じの通り。また、先月3日には警察庁が、自転車の交通違反に対して交通反則切符(青切符)の交付を可能にする制度変更を目指すことを明らかにした。
加えて警察庁は、自転車の酒気帯び運転に対し、現行法にはない罰則を設けることを検討している。走行中にスマートフォンを使用する「ながら運転」についてもしかり。道交法で禁じて罰則を制定する必要があるかを有識者の検討会で議論し、来年の国会に道交法改正案を提出することを目指す。
どんどん厳しくなっていく気もするが、酒気帯びも「ながら運転」も、重大な結果を招くことは事実。近年、交通事故全体に占める自転車関連事故の割合が高まっているともいい、もはや乗る人の自覚に任せてだけはいられない段階に来ているということか。