「3人目」への期待も
2023年9月12日
「こんなに立て続けに出るものなの?」と驚いたプロ野球ファンも多かったことだろう。昨年のノーヒットノーランの数である。4月10日にロッテの佐々木朗希投手が完全試合を達成。これが始まりだった。
5月11日にはソフトバンクの東浜巨(なお)、6月7日にはDeNAの今永昇太と2投手が続き、そして同月18日に史上86人目(通算97度目)の達成者となったのがオリックスの山本由伸投手(都城高出)だった。西武打線を相手に与えた四球はわずか一つだけだった。
さらに8月27日には、日本ハムのコディ・ポンセ投手が達成し、82年ぶりにシーズン最多の5人となった。昨年は「野球伝来」から150年。その節目の年にふさわしいノーヒットノーラン“ラッシュ”だった。一方、今年はソフトバンクの石川柊太(しゅうた)投手(8月18日)のみ。
達成がどれほど難しいことかを考えれば、1年に1人出るだけでもすごいことだ。そんな中9日の対ロッテ戦で山本投手が再びやってくれた。「2回達成者」は複数いるものの、2年連続は82年ぶり3人目。戦後では初の快挙だ。しかも「史上通算100度目」という歴史に名を刻む記録となった。
「2回達成者は複数いる」と書いたが、実は「3回」が2人いる。巨人の沢村栄治と、広島の外木場義郎さんだ。山本投手が、まだ25歳であることを考えると「ひょっとしたら…」との期待も抱いてしまう。それほど破竹の勢いの山本投手の活躍ぶりである。
5月11日にはソフトバンクの東浜巨(なお)、6月7日にはDeNAの今永昇太と2投手が続き、そして同月18日に史上86人目(通算97度目)の達成者となったのがオリックスの山本由伸投手(都城高出)だった。西武打線を相手に与えた四球はわずか一つだけだった。
さらに8月27日には、日本ハムのコディ・ポンセ投手が達成し、82年ぶりにシーズン最多の5人となった。昨年は「野球伝来」から150年。その節目の年にふさわしいノーヒットノーラン“ラッシュ”だった。一方、今年はソフトバンクの石川柊太(しゅうた)投手(8月18日)のみ。
達成がどれほど難しいことかを考えれば、1年に1人出るだけでもすごいことだ。そんな中9日の対ロッテ戦で山本投手が再びやってくれた。「2回達成者」は複数いるものの、2年連続は82年ぶり3人目。戦後では初の快挙だ。しかも「史上通算100度目」という歴史に名を刻む記録となった。
「2回達成者は複数いる」と書いたが、実は「3回」が2人いる。巨人の沢村栄治と、広島の外木場義郎さんだ。山本投手が、まだ25歳であることを考えると「ひょっとしたら…」との期待も抱いてしまう。それほど破竹の勢いの山本投手の活躍ぶりである。