読書の秋
2023年9月27日
毎月末、本紙の国際面に「宮崎の暮らし」という英文の記事が掲載されているのをご存じだろうか。県内に住む外国人向けに日本での生活習慣、行事、災害時の心得など暮らしに役立つ情報を紹介している。
後日、日本語訳が県国際交流協会のホームページに載るので英語の勉強にも役立つ。欧米人らしいユーモアがあって国際的なセンスも身に付きそうだ。何より日本人には当然の習慣も外から見たら不思議なこともあり、解説されて改めて理解を深めることもある。
23日付のテーマは「あなたにとって秋は?」だった。日本ではしばしば秋に「芸術の」のほか「スポーツの」「実りの」「行楽の」といった冠が付くと説明。なるほど、こういう言い方は外国ではほとんどないことを気付かされた。四季がはっきりしている日本ならではだ。
暑くて何事もおっくうだった夏が終わり涼しく快適な秋になると、いろいろな活動を始めたくなる。再び行動が制限される厳しい冬の到来を知っているから、今のうちにという意識も働くのだろう。そして秋は、英文でも紹介されているが「読書の秋」でもある。来月27日から11月9日まで読書週間。
今年の標語は「わたしのペースで しおりは進む」。分厚い本も少しずつ読んだ分だけしおりをはさむ喜び。スマホやゲームとは違う充実した時間を実感する。かつてはしおりも押し花など凝ったものが多かった。秋の夜長に読書灯のぬくもりも親しく思う。
後日、日本語訳が県国際交流協会のホームページに載るので英語の勉強にも役立つ。欧米人らしいユーモアがあって国際的なセンスも身に付きそうだ。何より日本人には当然の習慣も外から見たら不思議なこともあり、解説されて改めて理解を深めることもある。
23日付のテーマは「あなたにとって秋は?」だった。日本ではしばしば秋に「芸術の」のほか「スポーツの」「実りの」「行楽の」といった冠が付くと説明。なるほど、こういう言い方は外国ではほとんどないことを気付かされた。四季がはっきりしている日本ならではだ。
暑くて何事もおっくうだった夏が終わり涼しく快適な秋になると、いろいろな活動を始めたくなる。再び行動が制限される厳しい冬の到来を知っているから、今のうちにという意識も働くのだろう。そして秋は、英文でも紹介されているが「読書の秋」でもある。来月27日から11月9日まで読書週間。
今年の標語は「わたしのペースで しおりは進む」。分厚い本も少しずつ読んだ分だけしおりをはさむ喜び。スマホやゲームとは違う充実した時間を実感する。かつてはしおりも押し花など凝ったものが多かった。秋の夜長に読書灯のぬくもりも親しく思う。