早朝の津波注意報
2023年12月6日
先の日曜日の朝、宮崎市内にある足湯につかっていると、やはり利用中の2人の男性が話している。1人が「あれっ、今日は釣りじゃなかったとね?」と尋ねると「うんにゃ、ほら津波情報があったから」。
「そうか、今日一日はやめちょった方がいいわ」「じゃとよ」。おそらくこの日は同様に海辺の行楽を中止した人が多かったことだろう。注意報が解除されても用心に越したことはない。津波は繰り返し押し寄せ、しかも複数の波が重なって高くなることもある。
携帯電話のメールに市から最初の一報「地震津波情報」が入ったのが前日から日が変わる直前。震源地も規模も分からずぴんとこなかったが、注意報となり、本県沿岸部への津波到達時刻や「高さ1メートル」など刻々と通知が入ってきて、緊張感と被害への心配で眠れなかった。
フィリピン付近が震源だった。午前9時頃、注意報の解除までに届いたメールは17本。本県では観測されなかったが漁業や港湾関係者、沿岸部の住民らは寒い中、対策に追われただろう。避難指示の地域もあった。この日は、夕方にもインドネシアの火山で大規模噴火が発生。またも、と警戒した。
幸い日本に津波は及ばなかった。東南アジアは日本に負けず劣らず地震、火山活動の活発な地域だ。だが、それらを予知する研究は大変遅れている。大海に面する日向灘には、いつどこから津波が襲うか分からない。情報に接したら早めの行動を心がけよう。
「そうか、今日一日はやめちょった方がいいわ」「じゃとよ」。おそらくこの日は同様に海辺の行楽を中止した人が多かったことだろう。注意報が解除されても用心に越したことはない。津波は繰り返し押し寄せ、しかも複数の波が重なって高くなることもある。
携帯電話のメールに市から最初の一報「地震津波情報」が入ったのが前日から日が変わる直前。震源地も規模も分からずぴんとこなかったが、注意報となり、本県沿岸部への津波到達時刻や「高さ1メートル」など刻々と通知が入ってきて、緊張感と被害への心配で眠れなかった。
フィリピン付近が震源だった。午前9時頃、注意報の解除までに届いたメールは17本。本県では観測されなかったが漁業や港湾関係者、沿岸部の住民らは寒い中、対策に追われただろう。避難指示の地域もあった。この日は、夕方にもインドネシアの火山で大規模噴火が発生。またも、と警戒した。
幸い日本に津波は及ばなかった。東南アジアは日本に負けず劣らず地震、火山活動の活発な地域だ。だが、それらを予知する研究は大変遅れている。大海に面する日向灘には、いつどこから津波が襲うか分からない。情報に接したら早めの行動を心がけよう。