まさか正月に
2024年1月3日
きのうの昼、宮崎市内を車で走ってみた。初商いの店も多く、和太鼓の演奏などが新春らしい雰囲気を醸し出していた。郊外は車の通りも少なく暖かさもあって、まさにのどかな正月の光景そのものだった。
何かと大変なことが多かった2023年を経て、たどり着いたひとときの休息だ。せめて三が日くらいは列島全体がそうであってほしかったのだが…。「虚を突かれる」とはまさにこのことだ。こともあろうに元日の北陸地方などを大地震が襲った。最大震度7。
当初懸念された津波による大きな被害こそなかったが、一夜明けたきのうから事態の深刻さが明らかになってきつつある。多くの建物が倒壊し、火災も発生。人的被害の数も刻一刻と増え死者は昨夜の時点でおよそ50人。不明者もまだいるようで、予断は許さない状況だ。
「天災は時と場所を選ばない」ことを災害が起きるたび痛感させられるが、今回の地震は改めてその厳しい事実をわれわれに突き付けた。新年早々縁起でもないことは言いたくないが、ことここに至ってはやはり「いつ起きてもおかしくない」と言われる南海トラフ巨大地震を意識せざるを得ない。
くしくも昨年末には宮崎市で、大地震や豪雨などの災害について考える「国土強靱化(きょうじんか)シンポジウムin宮崎」が開催され、防災教育の充実や地域の防災力の強化などを議論したばかり。こうした防災意識を高める活動に「やりすぎ」ということは決してない。
何かと大変なことが多かった2023年を経て、たどり着いたひとときの休息だ。せめて三が日くらいは列島全体がそうであってほしかったのだが…。「虚を突かれる」とはまさにこのことだ。こともあろうに元日の北陸地方などを大地震が襲った。最大震度7。
当初懸念された津波による大きな被害こそなかったが、一夜明けたきのうから事態の深刻さが明らかになってきつつある。多くの建物が倒壊し、火災も発生。人的被害の数も刻一刻と増え死者は昨夜の時点でおよそ50人。不明者もまだいるようで、予断は許さない状況だ。
「天災は時と場所を選ばない」ことを災害が起きるたび痛感させられるが、今回の地震は改めてその厳しい事実をわれわれに突き付けた。新年早々縁起でもないことは言いたくないが、ことここに至ってはやはり「いつ起きてもおかしくない」と言われる南海トラフ巨大地震を意識せざるを得ない。
くしくも昨年末には宮崎市で、大地震や豪雨などの災害について考える「国土強靱化(きょうじんか)シンポジウムin宮崎」が開催され、防災教育の充実や地域の防災力の強化などを議論したばかり。こうした防災意識を高める活動に「やりすぎ」ということは決してない。