エフエム宮崎本社移転
2024年4月3日
「時刻は4時を回りました」。平日の夕方、カーラジオでいつも耳にしたといえば、このフレーズ。2015年まで28年間続いたエフエム宮崎の長寿番組「タイム・アフター・フォー」のタイトルコールだ。
「オールディーズをあなたに」のサブタイトル通り、1950年代から80年代の洋楽を中心に紹介した。3人の歴代パーソナリティーの中でなじみ深いのは、やはり19年間担当した3代目の甲斐裕三郎さん。抑揚を付けない語りの進行に不思議な安心感があった。
放送時間帯にラジオをつけた時、大抵はビートルズかマイケル・ジャクソンの曲が流れていた記憶が。偶然だったのだろうが「聞けば聞くほど味わいが増すのがオールディーズ」との教えだと勝手に解釈していた。多くを語らない甲斐さんから、音楽の楽しみ方を学んだ。
甲斐さんの“卒業”から9年後、エフエム宮崎が1日から弊社の入る宮崎市高千穂通の宮日会館10階に本社を移転し、放送を始めた。県内全域をカバーするFM局として1984年に開局してから、40周年のリニューアル。機材も一新された二つのスタジオから毎日、県民に情報や音楽を発信する。
4日まで記念の公開放送が行われる宮日会館1階ロビーには連日、たくさんのファンがお祝いに駆けつけている。皆ラジオに学び、励まされ、心の癒やしをもらっているのだろう。ローカルメディアとしてこれからもリスナーの生活に寄り添い続けてほしい。
「オールディーズをあなたに」のサブタイトル通り、1950年代から80年代の洋楽を中心に紹介した。3人の歴代パーソナリティーの中でなじみ深いのは、やはり19年間担当した3代目の甲斐裕三郎さん。抑揚を付けない語りの進行に不思議な安心感があった。
放送時間帯にラジオをつけた時、大抵はビートルズかマイケル・ジャクソンの曲が流れていた記憶が。偶然だったのだろうが「聞けば聞くほど味わいが増すのがオールディーズ」との教えだと勝手に解釈していた。多くを語らない甲斐さんから、音楽の楽しみ方を学んだ。
甲斐さんの“卒業”から9年後、エフエム宮崎が1日から弊社の入る宮崎市高千穂通の宮日会館10階に本社を移転し、放送を始めた。県内全域をカバーするFM局として1984年に開局してから、40周年のリニューアル。機材も一新された二つのスタジオから毎日、県民に情報や音楽を発信する。
4日まで記念の公開放送が行われる宮日会館1階ロビーには連日、たくさんのファンがお祝いに駆けつけている。皆ラジオに学び、励まされ、心の癒やしをもらっているのだろう。ローカルメディアとしてこれからもリスナーの生活に寄り添い続けてほしい。