招かれざる物 2024年12月4日 〈秋風に初雁(かり)が音(ね)ぞ聞こゆなる誰(た)がたまづさをかけて来つらむ〉。平安時代、紀友則は「今年初めて鳴き声を聞いた雁(がん)は誰の手紙を携えてきたのか」と詠んだ。渡り鳥は冬と一緒に招かれざる物も運ぶらしい。 (全文は朝刊または有料スマホサイトで。県外の方は宮日ビューアーでも閲覧できます。それぞれ朝刊、有料スマホサイト、宮日ビューアーから申し込めます)