2024年12月01日17時18分
和歌山県九度山町の世界遺産・丹生官省符神社で1日、本殿前の大絵馬が今年の干支「辰」から来年の「巳」にかけ替えられた。1993年から続く恒例の迎春行事。
大絵馬は板製の五角形で、幅約3メートル、高さ約2・1メートル。薄い藍色の下地に、絵馬には、胴体に縁起物の模様がある大きな白ヘビ1匹が神社や高野山一帯を見守っている姿を地元の画家が描いた。
宮崎志郎宮司が祝詞を述べ、新旧大絵馬のおはらいをした。「暗い世の中ですが、巳年ということで実り多い、満たされる年になってほしい」と話した。
【写真】 来年の干支「巳」にかけ替えられた丹生官省符神社の大絵馬。左は宮崎志郎宮司=1日午後、和歌山県九度山町