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EVバス国内初の公道走行、石川 凍結路面での安全性など実証 

2025年01月17日10時08分
 石川県は17日、電気自動車(EV)の路線バスへの導入に向けた実証走行実験で使用する車両の関係者向け試乗会を開いた。20日から金沢市内を実際に路線バスとして走行し、積雪や凍結した路面で安全に走行できるかどうかなどを確かめる。県によると、公道での実証走行は国内初。

 使用する車両は、いすゞ自動車が製造した「ERGA」で、運転手を含めて最大70人が乗車できる。石川県によると、大阪・関西万博でも導入される予定。

 17日は馳浩知事らが、金沢港クルーズターミナル(金沢市)から県庁まで約10分間乗り、段差をなくすなどバリアフリー化されたバスの乗り心地を確認した。
【写真】 関係者向け試乗会が開かれた、EVの路線バスへの導入に向けた実証走行実験で使用する車両=17日午前、金沢市