2025年03月17日05時00分
米大リーグ、ドジャースとカブスの開幕シリーズ(18、19日・東京ドーム)は、プラチナ化したチケットの激しい争奪戦が繰り広げられた。ドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、カブスの今永昇太、鈴木誠也と5人の日本選手が出場予定とあって、空前の人気ぶりで公式練習も急きょ客席を販売。主催者は不正転売の取り扱いを注意喚起し、該当ケースを無効とする事態も起きている。
6年ぶりの日本開催となる大リーグ公式戦。バックネット裏の指定席は6万円で、定員10人の団体席では176万円の高額設定もあったチケットは複数回に分かれて売り出された。「チケットぴあ」では2月16日正午からの販売分が即座に売り切れ、同社は開始から約50分後に終了を通知した。
14日の公式練習も一般公開され、争奪戦を制した約1万人のファンが選手に熱視線を注いだ。
一方で定価を大幅に上回るチケットの転売も散見された。主催者は7日、転売サイトなどで高額出品された事案を調査した結果、開幕戦の4席分のチケットなどを無効措置とすると公式サイトで発表した。