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ヤクルトの奥川投手らが野球教室 能登地震被災の小学生に 

2024年12月29日18時25分
 能登半島地震から1年となるのを前に、ヤクルトの奥川恭伸投手(23)や内山壮真捕手(22)ら石川・星稜高出身のプロ野球選手が29日、金沢市で被災地の小学生を対象に野球教室を行った。奥川投手は10人以上と1打席ずつ対決し「すごく楽しかった」と笑みを浮かべた。

 主催した同高野球部OB会によると、石川県七尾市などから計85人が参加。奥川投手は「大変な思いをしていた子たちだと思うけど、諦めずにもっともっと上を目指して頑張ってもらいたい」とエールを送った。

 同県珠洲市の軟式野球チームに所属する小学5年の須磨聖志郎さんは避難生活を経験。奥川投手と触れ合い「やっぱりすごいなと思った」と声を弾ませた。
【写真】 能登半島地震の被災地の小学生を対象とした野球教室で講師を務め、ハイタッチに応じるヤクルトの奥川恭伸投手(左端)=29日、金沢市