2025年01月08日19時01分
斎藤元彦兵庫県知事は8日、自らの疑惑告発文書を作った元県幹部の私的情報とされるデータが交流サイト(SNS)に拡散した問題に関し、弁護士による第三者委員会を7日に設置したと明らかにした。定例記者会見で「しっかり調査することが大事。漏えいが確認できれば必要な改善策を検討していく」とした。
県によると、第三者委は県弁護士会の推薦を受けた複数の弁護士で構成され、年度内に報告書をとりまとめる方針。
データは元県幹部の男性の公用パソコンに入っていたものだとしてX(旧ツイッター)上に流れた。調査では県が保有、把握しているデータとの同一性を確認した上で、漏えいが認められた場合は詳しい原因を調べる。
【写真】 兵庫県庁で記者会見する斎藤元彦知事=8日午後